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2010年05月25日

シーラ・スミス上級研究員 偉い人みたい

シーラ・スミス上級研究員という方の発言が話題になっている


天間移設でスミス研究員「公平性問われる」
2010年5月24日
 【米ワシントン22日=与那嶺路代本紙特派員】米シンクタンク「外交問題評議会」のシーラ・スミス上級研究員は、同評議会のホームページに「鳩山首相の公平への追求」と題した論文を掲載した。米軍普天間飛行場移設問題について「大事なことは海兵隊のヘリが沖縄からどのくらい遠くまで飛べるかではない。沖縄の犠牲に頼らない解決方法を探すために、日本国民がこれまで日米の安全保障にどれほどの労力を注いできたかどうかだ」と指摘。「公平性が問われている問題だ」と、本土の意識の薄さが問題の本質だと主張した。
 スミス氏は「もし日本のどこも海兵隊を受け入れたくないというなら、首相や政府ではなく、われわれが同盟協力へのより深い課題に向き合うことになる」とし、国民全体の課題として解決策を考えるべきだと訴えた。
 全国知事会が議論することについて「本来は数十年前から議論されるべきだった」と指摘しながらも歓迎。その上で「鳩山首相が(普天間を)全国的な議論にまで広げるなら、私は強く支持する」としている


オバマ大統領の対日外交政策顧問団のメンバーでもあり テレビでもインタビューが流されたこともあって 反響は大きいようだ
 普天間問題に関しては すでに多くの人が 様々な角度から意見を述べており 語りつくされてはいるのだが アメリカの政権に近いと思われる方からの発言だけに 注目を集めたようだ
「県内移設」を反対する方たちには ほら~ アメリカもそう言ってるじゃない ということなのかもしれない

ただ スミス氏の視点は 単に沖縄の負担を全国でということではなく 国防の問題を全国民で考える気のない国と アメリカは同盟を結ぶ意味があるだろうか という疑問を呈しているようにも思える

いずれにせよ 3年間の環境アセスメントを終え 直ちに移設工事を始めようという現行案でも 普天間基地が動くのは 2014年 4年後のことだ 話題の普天間第二小学校に通うほとんどの児童は卒業している
 現行案が素晴らしい案だとは思わないし その決定に至る過程に問題があったであろうことも承知している しかし 目の前に 一度は 政府 沖縄県 名護市 辺野古地区 さらには 名護近隣の首長までもが合意した案があるのだ そこに戻ることができなければ 新たな移設先が決まり 実際に普天間基地が動くのはいつになるかの分からない

様々な立場から 現行案を否定する意見が語られるが しかしそれでは 普天間はいつ動くのかの問いに明確な答えは用意されない
それは残念なことに 沖縄の「民意」といわれるものもも一緒だ



Posted by モトミヤ at 21:16│Comments(0)
 
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